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「CO₂が変えるファッションの常識!」未来を体験しながら考えるイベントを開催しました

2026年6月6日(土)~7日(日)、日本科学未来館(東京都)にて、超臨界流体技術が描く未来について体験しながら考えるイベントを開催しました。
フクミラプロジェクトから廣垣和正教授がトークイベントに登壇し、繊維製品の生産や廃棄に関わる環境課題、そして超臨界流体技術が切り拓く未来について、参加者の皆さまと一緒に考えました。
私たちが普段身に着けている服。その生産には多くの水やエネルギーが使われています。一方で、一度染色された服はリサイクルが難しく、多くが廃棄されていることも課題となっています。
廣垣教授が研究する超臨界流体技術は、水の代わりに二酸化炭素を利用して繊維を染色・脱色することができる技術です。この技術が実用化されれば、服を「買い替える」のではなく、「描き変えて楽しむ」未来が実現するかもしれません。
服が脱色→再染色される映像体験:フクミライメーカー
また、会場では、超臨界流体技術によって染色・脱色した布の実物展示に加え、自分の服が脱色され、新たな色や模様へと生まれ変わる未来を映像で体験できる展示を実施しました。

「この技術、こんなことに使いたい!」
今回の展示では、
「この技術、こんなことに使いたい!そんなアイディアはある?」
というテーマで、来場者が自由にアイディアを書き込める参加型展示も行いました。
会場にはたくさんのアイディアが寄せられました。

- 「季節ごとに靴下や服の色を変えられたらうれしい」
- 「服を持っていけば色を変えてくれる、そんなお店で使いたい」
- 「子どもの成長に合わせて服や帽子の色を変えられたらいい」
- 「推しカラーに気軽に変えられたら楽しそう」
など、超臨界流体技術が身近になった未来の暮らしを想像した意見が多く寄せられました。
「少し高くても買う?」から見えた未来
展示では、
「超臨界流体技術で処理した服を、少し高くても購入しますか?」
というテーマについても来場者の皆さまと対話を行いました。
その中では、
- 「白いシャツを購入して、自分の好きな色に染められるなら買うかも」
- 「一度だけでも脱色して再染色できるなら、少し高くても価値があると思う」
といった意見が聞かれました。
服を長く使うことや、自分らしく楽しむことに価値を感じる人が多いことがうかがえました。
技術だけでなく、未来を一緒に考える
今回のイベントでは、研究成果や技術そのものを紹介するだけではなく、「この技術が身近になったら、どんな未来が実現するだろう?」という問いを来場者と共有することができました。
フクミラプロジェクトでは、技術開発だけでなく、その技術によって実現する未来の暮らしについても、多くの方々と対話しながら考えていきたいと思います。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。