TALKS
繊維端材パネルのアップサイクル
衣類の国内新規供給量の約9割に相当する計73.1万トンが事業所や家庭から使用後に手放されると推計されています※。そのうち、リユースされるのは18.1%にとどまっているそうです。
地域創生推進本部 竹本 拓治教授による大学院工学研究科の授業「起業化経営論」では、デザイン思考による循環製品を実際に触れて、市場調査や多彩な意見交換を行ったうえで、アイデア生成をチームで行っていく、実践型の教育プログラムを展開しています。
今回、この授業で取り組む題材は「繊維端材パネル」。前期授業期間でパネル素材の材質や質感を確かめながらチームでこのパネルに付加価値を加えたアップサイクルを見据えた試作品開発を考えていきます。
これからの展開が楽しみです!
※出典:令和4年度『ファッションと環境』調査結果」(日本総合研究所、環境省)(https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/goodpractice/case26.pdf)