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本学大学院生による繊維端材を使ったワークショップに60名が参加
9月21日(土)、22日(日)の両日で、鯖江市で行われる三大フェスの一つ「さばえ門前まつり」にて、経営・技術革新工学研究室の学生が(協)鯖江市繊維協会様と共同で繊維端材を活用した「貼り絵体験」ブースを初出店しました。繊維端材を活用した貼り絵キットは昨年度、経営・技術革新工学研究室の学生が考案したものであり、木型の上に縁どられた恐竜のモチーフにあわせて、色とりどりの繊維端材をはりつけると、アート作品が出来上がります。 ご来場いただいた約60名のご家族の方々に興味を持っていただき、様々な作品をつくっていただきました。 出店した学生からは「門前祭りでの出店を通して鯖江の繊維産業を県内外問わず多くの方に知ってもらえたと思います。また、繊維産地において、捨てられる繊維端材の存在を知ってもらい貼り絵の取り組みにも関心を寄せていただきました。学生と端材の貼り絵をする中で、捨てられるものに対するSDGsなどについても親子で考えて貰えたので良い活動であったと思います。」と手ごたえを感じることができた様子が伺えました。
また、別の学生からは「今回の活動を通して、鯖江市の繊維業界の実態を自分自身で学ぶことができました。大量の端材を使用したワークショップであったが、協力員として祭りに参加された方とお話をすると意外にも自身の市の産業の現状の認知は皆無であり、驚きを覚えました。「楽しみながら学ぶ」ことで年代を問わず記憶に残る取り組みとなったと思います。」という感想が聞かれ、参加者にとっても、実施した学生の双方にとっても学び多い2日間となりました。
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