0%

SCROLL

服は、何度でも
生まれ変われる。

たくさんの水を犠牲にし
たくさんのCO2を排出して完成する服の最期は、
ほとんどが廃棄物。
そんな世界の課題を解決するカギが、福井にあります。
水の大量消費を抑える技術や
製品を原料に戻す技術の開発を起点に、
新たな繊維産業のあり方を創り世界の未来を変えていく。
産業を、社会を、暮らしをデザインするプロジェクトを
福井の大学と民間企業が連携して発足しました。
私たちの技術と想いで
繊維産業を水も製品も「捨てない」、環境に優しい産業へ。

フクイが創る
フクのミライ

世界で2番目の「環境破壊型産業」とされている繊維産業。
私たちは環境に負荷をかけない新しい服の社会を創出し、
繊維の町、福井から環境に優しい繊維産業を作っていきます。
フクのイマ

作って、捨てる。
を繰り返す。

繊維産業が「環境破壊型産業」と呼ばれているのは、生産過程で水を大量に使い、最後には製品を大量に捨てることになるからです。脱・環境破壊を実現するためには、水の消費量を減らし、廃棄される製品を再生していく必要があります。
伐採・収穫・紡糸・撚糸

水資源の
大量消費

織り編・染色
詳細はこちら

廃棄物の大量排出

織り編・染色
詳細はこちら

水資源の大量消費

詳細はこちら

廃棄物の
大量排出

詳細はこちら
フクのイマ

作って、戻す。
で生まれ変わる。

私たちが目指すのは、水も製品も「捨てない」、環境に優しい繊維産業。水を使わない染色・脱色を当たり前にし、廃棄される製品を回収し、何度も生まれ変わらせるサイクルをデザインすることで環境に負荷をかけない製品作りを実現します。
織り編・染色
詳細はこちら
詳細はこちら
詳細はこちら
詳細はこちら

私たちの3つの目標

環境に優しいフクのミライを創るために3つの目標を達成し、
繊維産地である福井の課題を解決するだけでなく、世界の繊維産業の課題を解決していきます。

環境に優しい
繊維産業の土台を作る。

環境負荷を軽減する繊維産業の実現に向け、水を使わずに染色や脱色を行う無水染色整理技術や、完全リサイクル技術の社会実装を目指します。環境負荷を抑えることで、豊かな自然を守る繊維産業を、産地福井から世界に向けて発信していきます。

ITとビジネスの知見をかけあわせた、新しいリサイクル価値を創造する。

リサイクルを社会に定着させるには、製品の回収率を上げることが必要不可欠です。そのため私たちは、繊維商品をIT化するスマートテキスタイルを活用して、販売後も製品の行方を把握できるネットワークの確立や、健康をIoTで管理できる衣服の製作を実施。環境に負担をかけない商品の購入といった、エシカル消費を促す新たな価値観や、ビジネスの創造に取り組んでいます。

「捨てない」が当たり前になる社会をデザインする。

研究機関、民間企業、行政の力をかけ合わせることで、製品を巡る人々の消費行動に変革を起こし、廃棄物が発生しない産業構造社会をデザイン。環境に配慮するだけでなく、服のあり方すらも変えていく。そんな未来を創ります。

メッセージ

フクミラ関係者からのメッセージと参画機関をご紹介します。
米沢 晋 | プロジェクトリーダー

米沢 晋

プロジェクトリーダー / 福井大学・産学官連携本部長

福井大学における繊維関連研究は、開学以来一貫して、地域産業との連携の下で推進されてきました。時流を読んだ新素材、新製品開発、新しい技術の担い手の育成等を通してイイモノを社会に提供してきたのですが、改めて繊維産業を取り巻く状況を見ると、長らくの発展を通して、大量消費・大量廃棄の問題を抱えこんでしまっています。「ありたい未来の姿」は今の発展の延長線上にはないのではないかと、様々な人が考え始めているように思う中、未来を創造するためのビジョンを作り、練り、持続的に共有していくため、本事業をきっかけに、できるだけ沢山の人と話す機会を作り、多様なアクションにつなげていきたいと思っています。

山田 英幸 | 幹事機関

山田 英幸

幹事機関 / セーレン株式会社・代表取締役

福井地域の繊維産業は一説によれば古代、絹織物の生産を源にしているというくらい、非常に長い歴史を持つ、地域に根付いたものです。当社を含め福井の繊維産業は、絹から人絹等化学繊維へ、着物から産業資材、環境・生活資材へと柔軟に事業を展開し、常に新しい社会づくりへの貢献を目指してきました。そしてまさに今、「モノづくりで幸せをつくる」ではなく「持続的幸せのためのモノづくりを実現する」という価値観の大きな変化を、地域とともにリードしたいという強い想いをもって本事業に参画しています。

参画機関

研究機関

企業

自治体・NPO

お問い合わせ

フクミラの活動に興味がある方や、
フクミラの技術開発等については、
下記のボタンをクリックし、
E-mailでご連絡ください。